つか、自我、ないしは人権、基本権に関する根本的誤解が時としてあるんじゃないかな?と個人的には思ってる。

権利ってのは『社会的に行使しうる環境がある』というだけで、実際それを『百パーセントの状態で常に行使しなければいけない』という訳じゃないw
個々人が自主的に権利行使自重する分には構わないということだわな。
生存権みたいな『生きるか死ぬかの深刻な二択』というのは例外だけど。

『自分がある程度譲っても我慢できる程度の不便さで乗り切れる』というなら、他人を押しのけ抑え込んでまで権利を行使するのはむしろ良くない。
そうすることでその『抑え込まれた他者の権利を侵害』しちゃうから。
そういう場合には、お互いが譲れるところまで譲り合い、出来るだけ両者が権利行使を出来る状況にするのが社会的には理想。

だから、自我の発露、権利の主張に於いては他者とのコミュニケーションが不可欠かと。