【平壌8月20日発朝鮮中央通信】この前、日本の警察は在日本朝鮮人サッカー協会副理事長兼国際部長の家と事務室を強制捜索する暴挙を働いた。

根拠は、国連の対朝鮮制裁決議と日本の「外為法」に違反する取り引きを行ったということである。

早朝から翌日の未明まで白昼強盗さながらの捜索騒動を起こした警察のごろつきらは同胞の携帯電話とコンピュータ、各種の書類を押収した。

20日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これはそれこそ、総聯(朝鮮総聯)と在日朝鮮人に対する極度の敵対感と悪意的な偏見でいっぱいの日本式「法治」制度の下でだけ見られる殺風景であると非難した。

同紙は、今回の妄動は社会全般に反総聯機運を大々的に鼓吹して自分らの犯罪的な総聯抹殺策動を合理化してみようとする日本特有の奸悪さと卑劣さ、民族排外主義的な汚らわしい政治風土をそのまま見せているとし、次のように強調した。

途方もない罪にかけて総聯の活動家と在日同胞にむごい弾圧と迫害を加えることで、母なる祖国と彼らの間の血縁的連携を断とうとするのが日本反動層の汚い下心である。

総聯組織と在日朝鮮人に対する日本反動層のあらゆる弾圧行為は、わが朝鮮に対する悪らつな政治的挑発であり、人権と人道主義に対する乱暴な蹂躙(じゅうりん)として絶対に許せない。

同紙は、総聯と在日朝鮮人に対するいかなるいささかの迫害や弾圧も朝鮮の尊厳と自主権に対する重大な侵害に認め、それに断固と対応していくのはわれわれの一貫した立場であり、確固たる意志だと明らかにした。−−−


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