【アジア大会決算F]日本のエリート体育、24年ぶりに韓国を下し2位
記事入力2018.09.02午前06:07

【ソウル=ニューシス】クォン・ソングン記者

日本は2020東京オリンピックを控えて、長い間投資をしてきた。その結実を今回のアジア大会を通じてかき集めた。

韓国がアジア大会で日本に2位の座を奪われたのは、1994年広島大会以来24年ぶりだ。

韓国選手団は金メダル65個以上で6回連続総合2位を目標に設定したが、達成できなかった。大韓体育会は、韓国選手団の大会序盤の不振により目標を65個から50個序盤に修正した。

韓国に押されて5回連続3位にとどまった日本は、2010年代初頭からエリート体育を全面的に支援してきた。1964年の東京オリンピック後、エリート体育から生活体育中心へ政策を転換した。生活体育の育成により体育の底辺拡大は行われたが、オリンピックなどの国際大会での成績は低調だった。

2020年東京オリンピック招致をきっかけに、豊富な体育インフラをもとに、エリートスポーツを一緒に発展させる体系的なシステムを構築した。

エリート体育の体系的な支援は、2年前に2016リオデジャネイロオリンピックで効果を見せ始めた。当時日本は金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル21個を獲得し、4年前より5階段上がった総合6位にランクされた。また、オリンピックで12年ぶりに韓国を追い越した。

日本は2008年に韓国の泰陵選手村をベンチマーキングした味の素ナショナルトレーニングセンターを建てた。日本オリンピック委員会(JOC)の宿願事業であり、2016オリンピックを誘致する目的で建設が推進された。

https://sports.news.naver.com/general/news/read.nhn?oid=003&;aid=0008786000