中国のインターネット利用者が、およそ8億200万人に達していることが分かった。同国の工業情報化部が管轄する中国インターネット情報センター(CNNIC)によると、人口の57.7%が頻繁にインターネットを利用している。一方、米国での利用者数は約3億人にとなっている。

中国のネット利用者について最も興味深いのは、98%に当たる約7億8800万人がモバイルインターネットを使っているということだ。中国がいかに効率的にサービスエリアを拡大してきたか、そしてモバイルテクノロジーが同国の人々の日常生活においていかに必要不可欠なものとなっているかを示している。

また、CNNICのデータによれば、中国では通信技術を使ったモビリティサービスの利用が拡大している。自転車シェアサービスは31%、バスや鉄道のオンライン予約サービスは37%、配車アプリは43%の人が利用しているという。
編集=木内涼子

ソース
Forbes Japan ビジネス 2018/09/02 11:45
https://forbesjapan.com/articles/detail/22801