2018年9月4日、環球時報によると、盗撮被害が深刻な韓国で、ソウル市が公衆トイレの巡視員を増員することを決定した。公衆トイレはとりわけ盗撮被害に遭いやすいという。

韓国紙・国民日報によると、ソウル市は巡視員を8000人余り増やし、10月から市内の地下鉄駅や公園などの公衆トイレ2万5540カ所を毎日少なくとも1回は見回り、盗撮機器が取り付けられていないかなどを検査することで、盗撮被害の抑制に努めるという。

多くの公衆トイレが男女共用となっていることも被害を拡大させていることから、ソウル市では2019年からトイレ1カ所につき300万ウォン(約30万円)かけて男女別に改修する。また、防犯カメラや防犯ブザーの設置も行っていく。

韓国では近年盗撮事件が急増しており、2012年には2400件だったが17年は6470件にまで増加。被害者の多くは女性で、「盗撮されるかもしれないから公衆トイレは極力使わない」という女性が少なくないという。(翻訳・編集/岡田)

ソース:レコードチャイナ<韓国の盗撮被害深刻、ソウル市で公衆トイレの巡視員を大幅増員―中国メディア>
https://www.recordchina.co.jp/b640758-s0-c30-d0139.html

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