日本のインターネット右翼の嫌韓発言に対立して戦ってきた日本市民団体が、『ソンプル(善良コメント)』運動を行う韓国団体が与える『インターネット平和賞』の最初の受賞者となった。

ソンプル財団ソンプル運動本部(理事長=ミン・ビョンチョル)は18日、日本の神奈川県 川崎市で記者会見をき、日本の人権市民団体『ヘイトスピーチを許さない・かわさき市民ネットワーク(実践部門)』と、日本のサイバー倫理伝道師である小木曽健氏(45歳=教育部門)を第1回『ソンプル・インターネット平和賞』の受賞者に選定したと明らかにした。

ソンプル運動本部は来月11日、漢陽(ハンヤン)大学校・HIT大講堂で授賞式を開き、賞状とメダル、賞金を授与する。

採用ポータルサービス企業のスカウトが後援するこの賞は、キム・ジョンリャン国際人権擁護韓国連盟理事長、1985年のノーベル平和賞受賞団体である核戦争防止国際医師会議(IPPNW)のティルマン・ラフ共同代表などが審査委員として受賞者を選定した。

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▲ ヘイトスピーチを許さない『かわさき市民ネットワーク』の関田寛雄会長(90歳=前列左から2番目)がペ・ジュンモ(チョング社理事長)、ミン・ビョンチョル(ソンプル財団ソンプル運動本部)、ミン・ビョンド(スカウト会長)と記念撮影をしている。

かわさき市民ネットワークは、外国人に対するヘイトスピーチ(hate speech=特定集団に対する公の差別・嫌悪発言)を追放するため、日本の165の人権団体が集まって作った団体である。

2016年からSNSを通じてヘイトスピーチ反対運動を展開して極右団体の集会を阻止する一方、ヘイトスピーチ抑制のための法案と条例制定を求めてきた。

この団体の関田寛雄会長(90歳)は、「現在、日本で起きているヘイトスピーチは明白な人権侵害行為」と言いながら、「我々はヘイトスピーチに対抗して人間の尊厳性を回復し、平和を追求する活動を展開している」と述べた。

小木曽健氏は2千回にわたり、40万人以上にサイバーブリーング(cyber-bullying=インターネット上のいじめ)予防のためのインターネットエチケット教育を実施した。

彼は、「インターネット上の虚偽事実流布は相手に致命的な傷を残す」とし、「面と向かって言えないような言葉なら、インターネットでも言ってはいけない」と強調した。

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▲ 記者会見で発言する小木曽健氏(45歳)。

ソース:NAVER/東京=聯合ニュース(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=104&oid=001&aid=0010350825