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▲サンフランシスコの慰安婦キリム碑1周年記念行事が22日開かれた。

22日開かれたサンフランシスコ(SF)慰安婦キリム碑1周年記念行事でキリム碑設立に力を集めたコリアン、中国、フィリピンコミュニティだけでなく日本大阪市代表団と中国香港代表団も参加して慰安婦問題解決のための連帯と平和的抵抗の場が用意された。

主宰側推算300人余りが集まったこの日の行事でジュディス・マーキンスン慰安婦正義連帯(CWJC)会長はこの日の行事が「単に銅像が立てられたことを記念するのではなく、日本軍によって被害をこうむった20万人余りの女性を記憶する場からさらに進んですべての性犯罪の根絶のためのもの」と意義を明らかにした。

キム・ハンイル、キム・ジンドク・チョン・ジョンシク財団代表はこの日の祝辞で「昨年9月22日立てられたSFの慰安婦キリム碑は米国で8番目に立てられたキリム碑でまた、世界史上初めて韓国、中国、フィリピンなど13被害国コミュニティが聨合した事件」と意義を強調した。

また「制度的な大規模性的人身売買および搾取は相変らずなされている」として「今日の世代が苦痛の歴史の真実を知ってこそ再びこの様な問題が繰り返されないようになるだろう」と強調した。

ジュリー・テン・チョン判事は「80代のハルモニが国連本部で自分にされた性犯罪事実を証言することがどれほど難しいことなのか分かるだろうか」と質問し「キリム碑をたてて日本の残酷な戦争犯罪の真実を証言した慰安婦被害ハルモニらの勇気を賛えようと思った」と明らかにした。

リリアン・シン判事は「大阪市長が今月末までにSF市が慰安婦と関連したすべての設置物を公共の場所から撤去しなければ60年間続いてきた姉妹提携関係を切ると脅迫したが、私たちはこの様な憎しみに平和的に対抗する」と話した。

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▲22日、SFセントメリー・スクエアで開かれた慰安婦キリム碑1周年行事に参加した主流社会の人々が今年死亡した慰安婦被害ハルモニの霊前写真を持っている。

この日の行事にはモントレー韓国学校の学生など学生たちも多数参加し熱を帯びた歓迎を受けた。
(中略:マイク・ホンダなど参加者の紹介)

一方、日本「慰安婦問題解決関西ネットワーク」および「大阪発展フォーラム」等で大阪市代表団として参加した10人余りはこの日、SF市議会が授ける感謝状が伝えられた。大阪市代表団はこの日、英語通訳に伝えたメッセージで「慰安婦キリム碑設立が話題になった後、歴史の真実を知り、日本政府と大阪市長の言動を見てじっとしていられなかった」として「多くの日本国民は慰安婦問題と関連した日本政府の姿勢を支持しておらず、SF市をはじめ様々なコミュニティと連帯していく」と話した。

また「大阪現地でも市長に抗議書簡を送るなど慰安婦問題解決のために活発に活動を継続している」と明らかにした。

行事の終わりには参席者らが「慰安婦女性のための正義を」等スローガンが書かれたプラカードを持ってチャイナタウン・シティカレッジまで行進した。通りを行進した参加者らは同じ言葉でスローガンを叫びながら平和的に行進を終えた。

日本の大阪から参加したオオグチ・アキコ氏は「日本でミュージカルを通じて慰安婦問題について初めて知った」として「歴史の誤りを正すのに力を加えることができるようになってうれしい」と話した。

<アン・ジェヨン記者>

ソース:コリアタイムズ(韓国語) [SF慰安婦キリム碑1周年記念行事]「憎しみ、暴力対抗する平和連帯」
http://www.koreatimes.com/article/1204904