「韓国は豊かな国なので、軍隊にお金を与える必要はない」…在韓米軍の費用節約も主張

26日(現地時間)、米ニューヨークで開催されたトランプ大統領の記者会見で、一つ注目すべき点は、在韓米軍の問題を徹底的にコストの問題として語ったという点である。トランプ大統領はこの日、ニューヨークロッテパレスホテルで開かれた記者会見で、韓米連合訓練を「軍事ゲーム(military game)」と呼び、「その費用がどのくらいかかるのか知っているのか…私たちがそのお金をすべて支払っている」と語った。

それとともに「私は正直韓国に『このゲーム(連合訓練)にあなたがお金を払わなければならない』と話した」と声を高めた。韓米連合訓練の費用を韓国が支払わなければならないという論理だ。

トランプ大統領はグアムで爆撃機が飛んでいくのに7時間がかかると言い、「私はそれを資産として認識しており、(訓練中断は)納税者の税金を節約するもの」と言って、連合訓練中止をコストの問題として語る姿を見せた。

彼はまた「米国が3万2千人の在韓米軍を駐留させているが、彼ら(韓国)は非常に豊かな国だ」とし「あなたは何故お金(防衛費)を払わないのかと韓国に尋ねたが、彼らは答えなかった。なぜなら答えがないからだ」と話した。

トランプ大統領は「彼らがもし貧しい国で、保護が必要で、人々が死ぬ危機に瀕しているなら、私は彼らに10セントも貰わずに守ってあげるだろう」「しかし私たちから多大な貿易黒字を得ている豊かな国の軍隊にお金を与える必要はない」と強調した。

これはトランプ大統領が在韓米軍と韓米連合訓練など同盟国との軍事問題をどのように見ているかをよく示している断面といえる。

現在米国と防衛費分担金交渉が進行中の状況で、トランプ大統領のこのような見方が交渉にどのような影響を与えるかについても注意を払う必要があるように見える。

https://news.v.daum.net/v/20180927141500662