最近の記事でマレーシアが家計債務の対DGP比率を2015年の89%から83.8%に低減させたというのがあった。
アメリカFRBの出口戦略によってドル高リンギット安になると見越して、リスクオフになるよう対GDP家計債務比率を低下させる努力をしていたわけだ。

それが普通の国の経済運営なんだが、韓国は逆に家計債務が加速度的に拡大しているから行き詰っているように見える。
少なくとも家計債務か、失業率か何か一つでも政府が制御可能であるところ見せれば、少しは信頼されるようになるだろう。