(動画=YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=e3ZLi_jY6Xs

<アンカー>
来る10日に開催される済州(チェジュ)国際観艦式を控え、日本の自衛隊艦艇に旭日旗を掲げたまま入港しないで欲しいという我が海軍の要請に対し、自衛隊の関係者が「無礼だ」という反応を見せたという報道がありました。

我が国とアジア諸国では旭日旗が日本の軍国主義の象徴と見なされるだけに、これに対する怒りの声も大きくなっています。

海軍が昨日(9月30日)、旭日旗の掲揚は不可であるという立場を固守する事にして、日本側と今後も協議すると明らかにしました。

チョン・ヨンウク記者です。

<レポート>
去る2月、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを控えて行われた南北女子アイスホッケー統一チームの評価試合。

当時、独島が描かれた韓半島旗(朝鮮半島旗)が掲揚された事に対し、日本政府は『独島領有権』を取り上げて「非常に遺憾だ」と明らかにしました。

結局、開幕式では独島が省かれた韓半島旗が登場しました。

ところが、今回は国際観艦式で一斉に軍国主義を象徴する『旭日旗掲揚』問題が浮上すると、すぐに日本では『妥協不可』の立場を固守しています。

<小野寺防衛大臣(先月28日)>
「自衛隊艦隊旗の掲揚は義務化されていて、国連海洋法でも軍隊の船舶の国籍を示す外部表記に該当すると判断しています」

海軍は昨日、「既存の立場の変更はなく、日本側と今後も協議を続ける」と明らかにしました。

事実上、掲揚不可の方針を再確認したものです。

外交部も、旭日旗に対する(韓国)国民の情緒を積極的に考慮して欲しいと言う立場を日本側に伝えました。

国際観艦式が開かれる済州は太平洋戦争末期、住民を対象に日帝が犯した蛮行の傷痕がそのまま残っている場所です。

<ソン・ヨンギル(共に民主党北東アジア平和協力特別委員長)>
「日帝が作った飛行場の跡が今も残っていて、格納庫も残っていて、地下トンネルも数か所残っています。ここに旭日昇天旗をつけた自衛艦が来るという事は適切ではありません」

青瓦台(大統領府)国民請願掲示板にも旭日旗使用に憤慨する市民の声が相次いでいます。

しかし青瓦台は現在の所、国際関係などを考慮した場合、日本の観艦式参加を阻むほどの強硬対応をする問題ではないという立場です。

KBSニュース、チョン・ヨンウク イプニダ。

ソース:NAVER/KBSニュース(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=100&oid=056&aid=0010624670