北韓は韓国西の海、西海で海岸砲の砲門を閉鎖したもようです。
韓国とアメリカの軍当局によりますと、西海での敵対行為中止に向けて設定された緩衝水域で、韓国の島々が射程圏に入る海岸砲の砲門を閉鎖した兆候があるということです。
消息筋は、北韓は緩衝水域に数百門の海岸砲を配備しているが、韓国の 島々が射程圏に入る海岸砲数十門について砲門を閉鎖したとしました。
北韓は西海の緩衝水域に250〜300門の海岸砲を配備していますが、韓国の 島々が射程圏に入るのは50〜60門程度とされています。
韓国と北韓は9月の軍事分野合意書で、西海での敵対行為中止に向けて緩衝水域を設定し、来月1日から海岸砲の砲門を閉鎖するなどを措置を取ることにしています。
一方、韓国軍当局によりますと、軍事分野合意書採択以降、北韓の警備艇は海上の軍事境界線に当たる北方限界線付近に接近していないということです。
韓国軍の関係者は、こうした動きは北韓が事実上北方限界線を認めていることを意味するとしました。

http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&;Seq_Code=69923
KBS 2018-10-31 09:54:22