【ソウル聯合ニュース】韓国主導の世界テコンドー連盟(WT)に所属するテコンドー演武団が北朝鮮・平壌で公演するため、30日午前に韓国・金浦空港を出発した。北朝鮮主導の国際テコンドー連盟(ITF)の招きによるもので、約7カ月ぶりの平壌公演となる。


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平壌公演に出発するテコンドー演武団とWT総裁団=30日、ソウル(聯合ニュース)

WTは国際競技団体だが、訪朝する演武団の22人は全員が韓国人。趙正源(チョ・ジョンウォン)総裁をはじめ、外国人5人を含むWT総裁団も一緒に訪朝する。参観団とメディア関係者を合わせ、訪朝団は総勢49人となっている。

 一行は中国・北京で北朝鮮の高麗航空機に乗り継ぎ、同日午後に平壌に到着する。11月3日まで滞在予定。


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平壌へと出発する趙総裁(左端)らWT総裁団=30日、ソウル(聯合ニュース)

WT演武団は3月末に韓国の芸術団と共に平壌を訪問し、4月1日に単独公演、翌日にITFとの合同公演をそれぞれ行っている。

 それから約7カ月ぶりの平壌公演は、テコンドー殿堂を会場に、31日にWTの単独公演、11月2日にWTとITFの合同公演が行われる。

 前回は日程の都合で同行できなかったWT総裁団も訪朝することで、ITFと協力の意思を改めて確認し合い、共同で取り組めるテコンドー関連事業についても話し合いが進むと期待される。

 趙氏は出発前、WTの再度の平壌公演実現を喜びながら、「南北が一層発展した姿へと変わるよう、寄与できれば」と語った。

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聯合ニュース 2018-10-30 11:26