韓国のウェブハード大手、ウィーディスクの実質的所有者とされるヤン・ジンホ韓国未来技術会長が元社員を暴行する場面の映像が30日に公開され、警察が捜査に着手した。

 インターネットメディアによると、ヤン会長は2015年4月、京畿道城南市盆唐区のウィーディスクの事務所で元社員のAさんを暴行したとされ、その映像が公開された。映像でヤン会長はAさんに「お前は何をやったのか分かっているのか」「この野郎、助かりたければすぐに謝罪しろ」などと暴言を吐き、Aさんのほおを3回にわたり殴った。映像はヤン会長の指示で撮影されたものだった。ウィーディスク関係者は「ヤン会長が記念に保存するため、暴行映像の撮影を役員に命じた」と証言した。

 Aさんはウィーディスクを退職後、2015年4月に「ヤン・ジンホ1」というIDで同社ウェブサイトの掲示板に「自分がいなくても脇目を振らず、全てのことに誠実に臨めば、年俸を上げてやる」「昼夜分かたず働くが、どこに行ってもこんなには稼げない」などと書き込んだ。ヤン会長は追跡の結果、Aさんが書き込んだと特定し、Aさんを呼び出して暴行に及んだ。

崔仁準(チェ・インジュン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2018/10/31 10:56
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