【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日、青瓦台(大統領府)で開かれた与野党5党と政府による常設協議体の初会合で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の年内のソウル訪問について、「現在進行形」と述べた。会議に出席した与党・共に民主党の洪永杓(ホン・ヨンピョ)院内代表が会見で明らかにした。文大統領は「金委員長の訪問が予定通り年内に行われるか、それ以降になるかまだ判断できないが、年内実現を想定し準備する」と説明したという。

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常設協議体の初会合の様子=5日、ソウル(聯合ニュース)

さらに文大統領は、これまでは南北関係が発展せず、断絶されることが多かったとしながら「今回は(金委員長の)ソウル訪問が必ず実現し、南北関係に画期的な契機になればと思う」と述べた。

 文大統領と金委員長は9月に平壌で開かれた今年3回目の南北首脳会談で、金委員長の年内のソウル訪問を約束した。

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聯合ニュース 2018-11-05 16:22