11/28(水) 18:52配信
聯合ニュース

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が28日発表した「人口動向」によると、9月の出生数は2万6100人で前年同月比13.3%減少した。

 月別の出生統計を取り始めた1981年以降、9月では過去最低となった。また減少率が二桁になったのは今年に入って初めて。出生数は前年同月比で34か月連続の減少となる。

 今年7〜9月期の出生数は統計開始以来、最も少ない8万400人で前年同期比10.3%減少した。

 7〜9月期の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの平均数)は0.95で前年同期に比べ0.10減った。

 韓国の合計特殊出生率は人口維持に必要とされる2.10の半分にも満たず、経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国の平均(1.68)を大きく下回り、最も低い水準となっている。

 韓国は生産年齢人口(15〜64歳)の割合が急激に減少する局面に入った状態だ。生産年齢人口が全人口に占める割合は2016年の73.4%を頂点に昨年から減少に転じた。

 出生数が減少した背景には結婚の減少がある。7〜9月期の婚姻件数は5万3800件で前年同期比5.6%減少。1981年の統計開始以来、最も少なかった。7〜9月期に届出のあった離婚は2万6400件で前年同期比2.6%減った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000063-yonh-kr