セウォル号遺族に対する不法調査を指示した疑いで検察の捜査を受けたイ・ジェス元国軍機務司令官が7日、死亡した状態で発見された。

ソウル松坡警察署によればイ元司令官は今日午後2時55分頃、松坡区文井洞法曹タウンのある建物13階から投身して死亡した。

彼は今日この建物にある知人の会社を訪問して、コートを脱いで置いたまま外で身を投げたことが伝えられた。

現場では遺書が発見された。

イ元司令官の遺体は近くの病院に運ばれた。

警察は現場鑑識と周辺人の調査などを通じて正確な死亡の経緯を確認する方針だ。

2013年10月から1年間、機務司令官として在職したイ元司令官は2014年6・4地方選挙を控えた状況で所謂『セウォル号政局』が朴槿惠政権に不利に展開すると、これを打開するためにセウォル号遺族の動向を調査するように指示した疑い(職権乱用権利行使妨害)を受けている。

先立って検察はイ元司令官に対する逮捕状を請求したが、法院は今月3日「拘束理由や必要性、相当性を認め難い」と棄却した。

2018-12-07 17:14
https://www.yna.co.kr/view/AKR20181207133253004