すぐにバレる「嘘」をつく韓国の伝統 ケント・ギルバート


日本人の大半は、すぐにバレる嘘を平気でつき、前言を撤回して何も恥じない韓国側の心理が理解できないだろう。

朝鮮半島は何千年間も、歴代の中華王朝に翻弄されてきた。
「嘘」は生き残りに必要不可欠な技術であり、伝統なのだ。

卑怯(ひきょう)で姑息な人が最大の利益を得られる朝鮮半島に、日本流の「正直」や「潔さ」を求めるのは残酷だ。

韓国は20世紀後半から米国に服従して保護してもらった。
だが、昨今の言動を見ていると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は再び「中華」に服従したいのだろう。

韓国が北朝鮮主導の南北統一と、「中華」への服従を望むなら、米韓同盟は解消され、在韓米軍は撤退する。
朝鮮戦争で4万人超の米兵の命と引き換えに守った韓国を捨てるのは、米国人として私も残念だ。

だが、ドナルド・トランプ大統領は「損切り」を躊躇(ちゅうちょ)しない。
ソウルで再び「ロウソク・デモ」が起きない限り、日本はいずれ緩衝地帯を失い、
自由主義と共産主義の最前線になる。覚悟を決めるには良い機会だ。


■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。
71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、
『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/181229/soc1812290003-n2.html