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▲去る18日東京で松谷好明牧師が中央SUNDAYとインタビューしている。[チャ・セヒョン記者]

18日、東京で会った松谷好明(マツタニ・ヨシアキ・75)牧師は自身を大きな教会の現役牧師ではなく引退した牧師であり、勉強する人だと自己紹介した。韓日関係に関心が高く、一民間人として様々な話をしたいと言う。しかし、彼の人生を見れば単なる一民間人ではない。15年間、日本の植民支配と戦争犯罪を反省するために韓国・中国・台湾と東南アジア出身のアジア学生160人余りを日本に招待し無料で教えて後援した。1985〜92年7年の間は故郷の福島国際交流センター(FIFC)で後援事業を継続した。

彼は日本の知識人の献金と後援支援金で運営してきたセンターを様々な理由で7年で終える他なかったことが自身の人生で最も残念だったと回顧した。FIFCは2011年、東日本大地震の直撃を受けて建物全体が数メートルもぽっかり凹み、このような類例ない惨事の中で彼は保管中だった資料の大部分を失ったと言う。

最近の韓日関係をめぐり一部では1965年韓日基本協定締結以後最悪の状態という憂慮が提起されている。安倍晋三政府とムン・ジェイン政府の残った任期内には回復が難しいほど悪化したという診断も少なくない。彼に「現在の韓日関係をどのように評価するか」と質問してインタビューを始めた。

松谷牧師は不意に「日本はローマカトリック法王庁と似ている」という返事から話し始めた。

質問:どういう意味か。
「1990年代、英国で神学を勉強した時、同僚らに日本とローマカトリックは500年過ぎればやっと少し変わることができるだろうという冗談を言ったりした。ローマカトリックの教皇制度と日本の天皇制度は基本的に変わることが難しいから500年はかかる、いう意味だ。」

質問:なぜ変化が大変なのか。
「最近、相次いで起きた慰安婦と強制徴用労働者論議、レーダー照射攻防などは表面的な問題にすぎない。根本的な問題は日本の歴史認識が誤っているという事だ。懸案別に是是非非を問い詰めることはあるだろうが、歴史認識、特に韓国と在日韓国同胞に対する偏見を直さずには変化はありえない。」

質問:歴史認識の変化がなぜそんなに難しいと見るのか。
「二種類の観点で見ることができる。一つは神道という名前で宗教化までされた天皇制だ。日本を中心にアジア共栄圏を作って韓国と中国をリードしなければならないというのが一つの宗教として席を占めた。他の一つはとても幼い時から天皇を神であり日本の中心と教える教育システムだ。いわゆる「天皇民族主義」だ。アジア地域で日本は優れた民族で、ずっと存在しなければならず、天皇を敬うのが日本人の使命だと教育することが問題だ。」

それと共に彼は第二次世界大戦以後ドイツが見せた姿と日本を比較した。
「ドイツの歴史にはキリスト教が席を占めている。ナチズムがキリスト教を活用しようと試みたが相当数は抵抗した。ドイツの国家リーダーらは戦後この様な宗教的基盤を土台にナチズムが再生産されることを防ぐために自分たちが犯した暴圧について徹底して反省した。また、幼い時からナチの蛮行を詳細に紹介する教育システムを作った。日本は正反対だ。なぜ戦争を起こし、戦争時期どれほど他の国に暴圧的であったかほとんど教育しない。かえってそのような統治について優越感を持たせる方式で戦争を正当化する雰囲気が残っている。」
(後略)

[中央サンデー]東京=チャ・セヒョン記者

ソース:中央日報(韓国語) 日歴史歪曲ばら撒く天皇制、それが変わろうとするなら500年かかること
https://news.joins.com/article/23324451
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