韓国で次期大統領の最有力候補ともいわれた文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「盟友」が、
元秘書への性的暴行の罪で実刑判決を言い渡されました。

 韓国・忠清南道(チュンチョンナムドウ)の知事だった安熙正(アン・ヒジョン)被告はおととしから去年にかけて、
当時、秘書だった女性に対して複数回、性的暴行を加えた罪に問われていました。

一審では無罪となっていましたが、1日の二審でソウル高裁は「同意された性的関係という被告の主張は認められない」として
懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡しました。

安被告は法廷で拘束されました。安被告は文大統領と同じ政党に所属し、
クリーンなイメージで一時は次期大統領の最有力候補とされていました。
韓国では先月30日も文大統領の側近が世論操作の罪で実刑判決を受けていて、一連の判決は政権与党の打撃となりそうです。

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