【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は12日の定例会見で、天皇の謝罪が旧日本軍慰安婦問題の解決になるとした文喜相(ムン・ヒサン)国会議長の発言に対し、「慰安婦被害者の方々の名誉・尊厳(の回復)と心の傷を癒やすためには、被害者中心のアプローチにより日本が真摯(しんし)な姿勢を見せる必要性があるという点を強調するための趣旨での言及と承知している」と述べた。

 魯報道官は、政府は今後も過去の歴史問題を賢明に解決し、未来志向的な韓日関係の発展のための努力を傾けていくと強調した。

 文氏は先ごろ米ブルームバーグとのインタビューで、天皇を「戦争犯罪の主犯の息子」と表現し、「日本を代表する首相か、間もなく退位する天皇の一言でよい。高齢の元慰安婦の手を握って心から申し訳ないと言えばそれで(慰安婦問題が)解決される」と発言した。 

 これに対し、日本政府は河野太郎外相に続いて菅義偉官房長官と安倍晋三首相が発言を批判する一方、外交ルートを通じて公式に文氏の謝罪と発言の撤回を求めている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000045-yonh-kr
2/12(火) 17:11配信 聯合ニュース提供