【ソウル聯合ニュース】整備会社がなく、これまで海外に依存していた航空機の整備を今後は韓国国内でも行えるようになる。国土交通部は20日、南部の慶尚南道・泗川に事業所を置く国内初の航空整備専門会社「韓国航空サービス」(KAEMS)の事業着手記念行事を21日に同地で開催すると明らかにした。

KAEMSは防衛大手の韓国航空宇宙産業や韓国空港公社など7社が出資して昨年7月に設立した。21日に韓国格安航空会社(LCC)チェジュ航空の旅客機1機を入庫し、整備を開始するのを皮切りに、今年は国内LCCの航空機19機を整備する予定だ。中国や日本など海外の航空機の整備受注も目指す。

政府はKAEMSの事業用地を中心とする航空整備産業団地を2022年までに造成する計画。これにより、26年までに約2万人の雇用が生まれ、5兆4000億ウォン(約5340億円)の生産誘発効果を得られると期待している。

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聯合ニュース 2019.02.20 14:00

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航空機整備の様子(韓国航空宇宙産業提供)=(聯合ニュース)