【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は22日の定例会見で、日本による植民地時代に起きた独立運動「三・一運動」100周年記念日(3月1日)の南北共同行事は見送られることになったが、北朝鮮と協議して記念日以降の共同行事開催を推進したいとの立場を示した。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が昨年9月に署名した平壌共同宣言は、三・一運動100周年を南北が共同で記念すると明記している。

だが、北朝鮮は21日、3月1日の共同記念行事開催は困難だと韓国側に通知。当日の共同行事は白紙化した。首脳間で合意したにもかかわらず北朝鮮が難色を示したのは、来週に迫った2回目の朝米(米朝)首脳会談の準備で余力がないためとされる。

 白氏は「3月1日の共同記念行事は開かれないが、三・一運動100周年に関する(南北共同の)記念行事全体が白紙化するとはみていない」と説明した。

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聯合ニュース 2019.02.22 13:50

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文大統領は三・一運動100周年の南北共同行事開催を目指してきた=(聯合ニュースTV)