https://japanese.joins.com/article/766/250766.html?servcode=A00&;sectcode=A00

◆「双方とも敗者」、韓国は?

アームストロング所長は「手ぶらで帰ってくるトランプ大統領、自国の経済のために制裁緩和を狙って失敗した金正恩委員長ともに敗者」と述べた。

クローニン上級顧問は「両首脳とも失うものがあったが、米国とその同盟は勝利した」と診断した。

ジョン・パク研究員は「トランプ大統領との談判で自身が望むものを得ることができると考えた金正恩委員長も、北朝鮮との外交の扉が閉まることになったトランプ大統領も敗者」とし「しかし『非核化なしに制裁緩和はない』という意志を強く示した点でまだトランプ大統領側がまだよかったと見る」と評価した。

クリンガー研究員は「最大の勝者は『悪い合意』の犠牲にならなかった国連(対北制裁)決議案と米国法」とし「トランプ大統領に拒否された金正恩委員長が最大の敗者」と指摘した。

「トランプ大統領が大陸間弾道ミサイル交渉だけをして中・短距離ミサイルを認める交渉をしなかったことで、日本が安堵した」(ジョンズ・ホプキンス大外交政策研究所のカーラ・フリーマン理事)という分析もあった。

一方、「首脳会談の成功で南北経済協力事業を再開する機会を狙っていた韓国が最も失望する結果だった」(タウン編集長)、「ハノイ会談の最大の敗者はそこにいなかった文在寅(ムン・ジェイン)大統領」(ポラック研究員)という評価もあった。