【ソウル聯合ニュース】韓国南東部の慶尚北道・慶州にある新羅時代の王城、月城の周辺にあった森が、日本の遺跡の事例を参考に復元される。

国立慶州文化財研究所は4日、古環境分野の学術交流と共同研究のため、鳥取県埋蔵文化財センターとこのほど業務協約を締結したと発表した。

鳥取県埋蔵文化財センターは、県内の青谷上寺地遺跡と妻木晩田遺跡を20年以上にわたり調査し、弥生時代の村や森、食物を復元した。

 国立慶州文化財研究所のイ・ジョンフン所長は、古環境研究の結果、青谷上寺地遺跡の2〜3世紀の姿がデジタルコンテンツとして復元されたことや、妻木晩田遺跡の整備区間の一部が「弥生の森」として復元されたことに言及し、「月城も当時の環境調査と研究を通じて長期的に『月城の森』を作りたい」と説明した。

 両機関は古環境研究の成果を共有し、さまざまな学術情報を交換するほか、職員の相互訪問、学術シンポジウムの共同開催、刊行物の交換を推進する計画だ。

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聯合ニュース 2019.03.04 18:30

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慶州・月城の遺跡(資料写真)=(聯合ニュース)