【ソウル時事】韓国の保守系最大野党・自由韓国党の黄教安代表は4日、米韓両政府が例年春に実施していた大規模合同演習の廃止を決めたことについて、「最悪の武装解除措置だ」と批判した。その上で「安保の根幹を崩すことは、国民が容認しない」と述べ、演習再開に向けトランプ政権と協議すべきだと訴えた。同党が幹部会合での発言を発表した。

 党ナンバー2の羅卿※(※王ヘンに爰)・院内代表も「防衛力をはなはだしく損なう決定だ」として再検討を要求。「北朝鮮から非核化措置を引き出す目的で演習をやめたら、北朝鮮は今後、在韓米軍の撤収も要求するだろう」と懸念を示した。(2019/03/04-15:04)

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