[しどろもどろ/チョン・イムス] フォルダブルフォンに込められた独立宣言書
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己未年3月1日午後2時、タプコル公園で学生代表のチョン・ジェヨンが民族代表33人の名前をもって独立宣言書を朗読すると、両手高く宣言書を掲げた群衆の万歳歓声が通りを覆った。全国各地に配られた独立宣言書3万5000枚は2日前までに普成学校校内にある天道教印刷所の普成社で秘密裏に印刷したものだ。鐘路警察署の悪質刑事シン・チョルが印刷所に押しかけたが、33人いる中でソン・ビョンヒが大金5000ウォンを渡して、辛うじて難を逃れた。

それから100年後の1日、ソウル光化門広場の「3・1節記念式」に参加した学生の手にも独立宣言が聞こえていた。ところで、彼らが手にしたものは印刷物ではなく、折れるスマートフォン「フォルダブルフォン」だった。パク・ユチョル光復会会長は舞台に設けられたLG電子のくるくる巻ける「ローラブルTV」の画面を見て宣言書を読んで、未来世代を代表する中央高校、普成中・高、京畿校の学生6人は、サムスン電子のフォルダブルフォンを開いて民族代表33人の名前を朗読した。学生たちはフォルダブルフォンを半分に折ることで手順をし終えた。

二製品はまだ市中に販売されていないが、主催側の要請で舞台に登場した。LG電子が1月、ラスベガス「CES2019」で世界で初めて披露したローラブルテレビは最高の話題作に選ばれた。サムスン電子は先月、サンフランシスコで「ギャラクシーフォールド」を公開して、フォルダブルフォン時代を宣言した。世界初のタイトルは中国スタートアップのロヨルが先取りしたが、完成度の面では比較にならない。中国ファーウェイは画面が外に折れる 「メイトX」で挑戦状を突き付けてきて、アップルもフォルダブルフォンを準備している。

何かを広げて折る技術は、かつてアジア文化圏がリードした。折りたたみ傘は古代中国で、折りたたみ扇子は6〜9世紀に日本で発明された。紙鶴(※「折鶴」のこと)に代表されるジョンイ・ジョプキ(※紙・折り、「折り紙」のこと)は三国時代、韓半島から日本に渡ったものと推定される。今や最先端のフォルダブルフォンをめぐって、韓国が2、3位と超格差競争を繰り広げている。命がけで夜を明かしながら、独立宣言書を印刷配布した100年前の青年たちが先端機器で宣言書を読む子孫を見たら感慨無量だろう。己未年先烈たちの勇気と犠牲があったからこそ、今や革新技術を先導する大韓民国も出来たのだ。

ソース 東亜日報
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=110&oid=020&aid=0003202027

参考画像 サムスンの折りたたみスマホ「ギャラクシーフォールド」
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【輪郭が表れた】思ったより薄く手帳のよう…輪郭表れたサムスンの折りたたみスマホ「ギャラクシーフォールド」[2/3]
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