■韓国大統領夫人、元慰安婦からの贈り物に「信頼に報いたい」=ネットでは賛否
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2019年3月3日、韓国・京郷新聞は、旧日本軍の元韓国人慰安婦、李容洙(イ・ヨンス)さんが三・一独立運動100周年記念式典に出席した際、文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏に指輪を贈っていたと報じた。

式典は今月1日にソウル・光化門(クァンファムン)広場で開かれた。3日に韓国大統領府が公表したところによると、式典で隣り合わせになった李さんは金正淑夫人と手を取り合って会話していた中で、自身がはめていた指輪を外し、金正淑夫人の指にはめたという。

記事によると、李さんは「大統領ご夫妻の健康を願っている。いつもお二人のためにお祈りしている。大統領が国のためにしていることは正しいこと。うまくいくことを心から望んでいる」と話した。これに金正淑夫人は「つらい歴史の中で苦痛を受けたおばあさんたちが寄せてくださる信頼に報いなければならない。重い責任を感じている」と応えたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「感動的だ」「二人とも美しい!。いつまでもお元気で」「二人とも健康でいてほしいね。今年こそ慰安婦のおばあさんたちが日本政府から正式な謝罪と法的賠償を受けられますように」「醜悪は政治家たちよ、気の毒な慰安婦のおばあさんたちを利用するのはもうやめて」などのコメントが寄せられている。

一方で「これはキム・ヨンナン法(不正請託および金品授受の禁止関連法)に抵触しないの?」「感動的な話題で国民の目をそらそうとしている」「(李さんは)その時々で証言が変わるし、他の慰安婦被害者たちに比べて若く見える上、政治活動にばかり積極的な人物。ただ『すてきな光景だ』と見ることはできないね」など、否定的な意見も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

https://www.recordchina.co.jp/b588653-s0-c30-d0144.html