【AFP=時事】中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ、Huawei)は15日、イタリアに今後3年で31億ドル(約3300億円)を投資する計画だと発表した。米国から安全保障上の重大な脅威として名指しされた同社は、欧州での足場の強化を目指している。

ファーウェイ・イタリアのトーマス・ミャオ(Thomas Miao)最高経営責任者(CEO)はミラノ(Milan)で記者会見し、「(イタリア)政府は米中間の問題に影響されないオープンで透明性のある政策を取っている」と述べ、「今後3年でイタリアでの物品調達に19億ドル(約2100億円)、オペレーションとマーケティングに12億ドル(約1300億円)、研究開発に5200万ドル(約56億円)を投資する」と表明した。

 同CEOは、この計画により1000人の直接雇用と2000人の下請け雇用が生まれると述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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