米国と中国が互いに追加関税を課すなど貿易紛争が激化し、韓国の証券市場が改めて衝撃を受ける様相だ。

韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了で不確実性がさらに拡大した点も市場は嫌気した。

26日のKOSPIは前取引日より1.70%下落した1915.15からスタートした。KOSDAQ指数も2.40%下落の594.37で取引を開始した

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のジャクソンホールでのメッセージがあいまいで、30日に予定された韓国銀行金融通貨委員会で基準金利を据え置くと予想されていることから、韓国の証券市場は少なくとも秋夕(チュソク、中秋)まで変動性の大きさを維持するだろうと予想される。

メリッツ総合金融証券のイ・ジンウ研究員は「短ければ関税賦課が始まる9月1日、段階的関税賦課日である12月15日前まで交渉の再開と縫合の有無を待つほかなくなった。KOSPIは1800ポイント台後半の底までもう一度試されることになる可能性が大きい」と話した。

一方、ウォンの価値は下落傾向を継続し同日午前9時7分現在1ドル=1220.10ウォンを挟んで動いている。


2019年08月26日11時43分 [中央日報/中央日報日本語版]
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