岩屋防衛大臣は日本を訪れているインドのシン国防相と会談し、日印では初めてとなる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2プラス2を年内に開催することで合意しました。
岩屋防衛大臣は2日から日本を訪れているインドのシン国防相と防衛省で、およそ1時間半にわたって会談しました。
この中で、岩屋大臣は「日本とインドの首脳は『自由で開かれたインド太平洋』というビジョンを共有しており、協力を深化させていきたい」と述べました。
これに対し、シン国防相は「日本とインドのパートナーシップは世界的に重要性を増しており、連携の深化を期待している」と応じ、両氏は海洋進出を強めている中国を念頭に、自由で開かれたインド太平洋の重要性を確認しました。
そのうえで日本とインドでは初めてとなる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2プラス2を年内に開催することで合意したほか、自衛隊とインド軍との間で、燃料などを相互に提供できるようにする協定の締結に向け、交渉を加速させることで一致しました。
会談のあと岩屋大臣は記者団に対し、「安全保障分野における日本とインドの協力は地域の安定にとっても重要だ。対話を通じて防衛協力を進めていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20190902/k10012060651000.html?utm_int=news_contents_news-main_003
NHKニュース 2019年9月2日 20時05分