統一部の李相旻(イ・サンミン)報道官は同日の定例会見で、「韓国側のアフリカ豚コレラ発生状況と、南北防疫協力推進の必要性について北に通知文を伝達した」と明らかにした。

 通知文はこの日午前、北朝鮮・開城にある南北共同連絡事務所で連絡官が接触した際に渡され、北朝鮮側は特に反応を示さずにこれを受け取ったという。

 だが、現在の南北関係などを考慮すると、今回も北朝鮮が反応を見せるかは未知数だ。

 北朝鮮でも今年5月、アフリカ豚コレラの発生が確認された。韓国政府は、北朝鮮が国際獣疫事務局(OIE)に発生を報告した翌日の同月31日にも共同連絡事務所を通じて防疫協力を提案した。

 その後、6月まで数回にわたり北朝鮮の立場を問い合わせたが、最後まで返答はなかった。

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聯合ニュース 2019.09.18 13:47