【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題を巡る交渉の韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長は10日、米朝実務協議が2週間以内に開催される可能性について「様子を見る必要がある」との見方を示した。訪米を終え仁川空港到着後、記者団からの質問に答えた。

スウェーデンのストックホルムで5日に開かれた米朝実務協議は合意に至らないまま終了した。米国は協議終了後、2週間以内に協議を再開するというスウェーデン政府の提案に同意したと発表した。一方、北朝鮮は翌日発表した外務省報道官談話で、2週間以内の協議再開の可能性を一蹴した。

 李氏は米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表から米朝実務協議の結果について詳しい説明を受けたと述べたが、内容は明らかにしなかった。

 李氏は訪米中、ビーガン氏、日本外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長と3国間、2国間でそれぞれ協議し、米朝実務協議決裂後の対応策などを協議した。

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聯合ニュース 2019.10.10 18:53

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仁川空港到着後、記者団の質問に答える李本部長=10日、仁川(聯合ニュース)