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韓国人の活動家を、出入国在留管理庁が入国拒否したことが分かった。防衛白書で、竹島(島根県)を「固有の領土」と表記したのに抗議するため来日したが、空港で足止めされていたのだ。この活動家は、島根県で開かれる「竹島の日」でも暴れるなど、問題行動を繰り返してきた。入国拒否について、地元関係者らは「英断」「当然だ」と歓迎している。

 入国拒否されたのは、ソウルにある政治団体「独島守護全国連帯」の崔在翼(チェ・ジェイク)代表議長(64)。崔氏は先月28日、韓国・金浦(キンポ)空港を出発し、羽田空港へ到着。入国目的が「防衛省と首相官邸前での抗議」だったため、同庁は入国拒否した。

 崔氏は待合室で異議を申し立てて粘った。だが、同庁に「不法滞在者」として退去強制処分されそうになり、「不法滞在は5年間入国拒否になる」(韓国メディア)ため、処分を避けようと、3日に帰国した。

 崔氏は過去15回来日し、官邸前で抗議活動を行い、警察沙汰になったことがある。毎年2月22日の島根県「竹島の日」式典にも必ず会場近くに出現する。カッターナイフを持参して自身の指を切り「独島侵略中止しろ!」と、血判状を届けようとして警官隊ともみ合うトラブルメーカーとして知られている。

関係者の間では「指切りジェイク」と呼ばれ、この一団が来るために、島根県では他県からの応援も含めて、毎年700人超の警察官が動員されるという。

 韓国メディアは、今回の入国拒否について、「日本が麻薬事犯、テロリストに適用される法律規定で入国を拒否した」などと批判しているが、いかがなものか。

 島根県の式典関係者は「崔氏は毎年、関西空港で長時間の入国審査を受けるが、なぜか入国が許可されていた。『入国拒否』は当然の措置で、今後も同様の対応を徹底すべきだ」と語っている。

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191009/pol1910090003-n1.html
夕刊フジ 2019.10.9