2019年10月21日、韓国メディア・日刊スポーツは、韓国企業が主催するアジア最大級の音楽授賞式「2019 Mnet Asian Music Awards(MAMA)」の愛知県・ナゴヤドームでの開催が決まったが、プレゼンターの選出に難航していると報じた。

記事によると、韓国の俳優らはこれまではMAMAの規模や知名度からプレゼンターとして出席することに肯定的だったが、「今年は雰囲気が異なる」という。

その理由について、記事は「開催地にある」とし「日韓関係が悪化する中、MAMAの名古屋開催が決まると韓国の音楽ファンからは批判が殺到した。また、名古屋で8〜10月に開催された国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』の企画展『表現の不自由展・その後』では、元慰安婦を象徴する『平和の少女像』の展示が一時中断されたこともあり、俳優らはプレゼンターとしての出席をためらっている」と説明している。

記事によると、ある芸能事務所の関係者は「音楽授賞式なので歌手はやむを得ず出席すると言うが、俳優は批判を受けるかもしれないというリスクを負ってまで出席する理由がない」とし、「出席したらどのような批判を受けるのか分からないので慎重になっている」と話したという。

これに韓国のネットユーザーからは「みんな欠席するべきだ」「出席する芸能人は韓国のメディアに出られなくなると思った方がいい」「歌手・観客・視聴者みんなでボイコットしよう」「芸能人はイメージが重要だから出席しないだろう」など厳しい声が上がっている。

また、「韓国で開催すれば済む話だ」「韓国の授賞式を外国で開催する理由は?」「名古屋で開催すること自体が間違っている」「このご時世にあえて日本で開催する必要はない」「韓国で開催しないのなら最初から開催しない方がいいのでは?」「韓国の授賞式だったの?いつも外国で開催されるから外国の授賞式だと思っていた」など日本での開催に疑問を呈する声も出ている。

一方で「文化的交流は続けるべきでは?芸能人だけが出席して私たちは日本に行かなければいい」と主張するコメントも寄せられている。
Record china
2019年10月21日(月) 21時20分
https://www.recordchina.co.jp/b753794-s0-c70-d0058.html