安倍首相と文大統領が“会話” 双方の発表には隔たりも
11/4(月) 15:48配信

タイを訪問中の安倍首相は、関係が冷え込む韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と、
国際会議の直前におよそ10分間言葉を交わした。

安倍首相と文大統領は、ASEAN(東南アジア諸国連合)と日中韓3カ国による
首脳会議の開始に先立ち、控室で椅子に座り、およそ10分間言葉を交わした。

両首脳の会話について、韓国側は、「懸案は対話を通じて解決しなければならない
という原則を再確認した」と発表したが、
日本側は、「2国間の問題に関する、わが国の原則的立場をしっかりと伝達した」
と発表し、立場の違いが鮮明となっている。

安倍首相が、元徴用工問題をめぐり、国際法違反の状況を
韓国側が是正すべきだとの立場をあらためて主張したものとみられる。