日韓関係の悪化に伴う需要の低迷などにより、１０月下旬から減便している高松と韓国のソウルを結ぶ国際線の利用を促そうと、高松市で２８日、韓国の魅力をＰＲする催しが開かれました。
韓国の格安航空会社「エアソウル」が運航する高松と韓国のソウルを結ぶ国際定期便は、日韓関係の悪化に伴う需要の低迷などにより、１０月下旬に週７往復から週３往復へと減便されています。
こうした中、韓国の観光公社などがサンポートホール高松で開いた催しには、韓国で数多くのドラマに出演している俳優のイム・ジュファンさんや、日本でも楽曲を発表している韓国の歌手、ＳＥ７ＥＮさんが登場し、集まったおよそ１５００人のファンに韓国の麺料理やおすすめスポットなどを紹介していました。
訪れた人たちは「韓国に何回も行っているけどまた行きたくなった」とか、「いろいろ考え方があると思うが、私は韓国のドラマとか好きだし、日本と似た感じで安心して旅行できるということなので、ぜひ行ってみたいと思った」などと話していました。
韓国観光公社大阪支社のソル・ギョンヒ支社長は「相互理解の基盤となる人的交流はもっと増やすべきだと思う。隣国のことについて理解を深めることもできるし、それが政治的な問題をカバーできるのではないか」と話していました。
ソース：NHK高松
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20191129/8030005292.html
