横浜のダイヤモンド・プリンセスの動向に注目が集まるなか、13日に長崎に別のクルーズ船が入港しました。

 13日、長崎港に寄港したクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」。日本人246人を含む乗客248人と乗員197人。合わせて445人を乗せています。この船は先月、横浜港を出港して台湾、フィリピン、タイ、ベトナムを巡り、本来なら次の寄港地として中国を予定していました。しかし、新型コロナウイルスの影響で中国への入港を拒否されるなどして結果、予定にはなかった長崎に入港。船の運航会社によりますと、乗客は船内で検疫や入国審査、税関の手続きをしたといいます。
 また、鹿児島港に入った船は様子が少し違っています。船の位置をリアルタイムに見られるサイトでは、クルーズ船「コスタ・ベネチア」が鹿児島市の喜入付近を航行していることが分かります。イタリア船籍であるこの船は先月、感染拡大の余波を受けてツアーがキャンセルになってしまったことで乗員1200人を乗せ、大型船が着岸できる港を転々としていました。乗客はゼロですが、燃料や物資などの補給のため鹿児島港に寄港したいと要請があったそうです。鹿児島県では乗客がいないことや1つ前の寄港地である長崎で行われた検疫で乗員の体調に異常がないことが確認されていることから、寄港を許可しました。

テレ朝ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200213-00000070-ann-soci

2/13(木) 21:49