前東京都知事で元厚労相の舛添要一氏が15日、ツイッターを更新。新型コロナウイルスによる肺炎をめぐる日本政府の対応に「遅すぎた」と苦言を呈した。

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 もっか、日本どころから世界からその動向が注目されている横浜港のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で、この日、新たに67人の乗船者が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。これで乗船者で判明した感染者は285人に達した。

 舛添氏は「クルーズ船の乗客・乗務員のうち、新たに67人が陽性と確認。これでクルーズ船関連の感染は285人。まさに船は『ウイルス培養シャーレ』だ」と培養皿にたとえた。米国や韓国などが自国民の移送を検討するなど事態は悪化の一途となっていることに「最初からそれぞれの国に自国民を引き取ってもらい、日本人1200人は下船させて、陸上で隔離すべきだったが、too late」と海上隔離を続けた日本の対応に苦言を呈した。

 また、同日、東京都は新たに8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。舛添氏は「新型肺炎、東京都で新たに8人が感染、7人は個人タクシー運転手の濃厚接触者。今後、ねずみ算的に感染者が増える。病院体制の変更など、至急手を打たねばならない」と見積り、さらに踏み込んだ対応を取るよう訴えた。

ENCOUNT編集部
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2/15(土) 18:40配信