【ソウル聯合ニュース】日本国内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを「深刻な状況」と懸念している韓国政府は、状況を注視するとの従来の立場を維持した。

中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は16日の会見で、「日本で広範囲にわたり(新型コロナウイルスが)地域社会で流行していることについて、(日本からの入国者に対し)全面的な検疫を行うべきとは判断していない」と述べた。

 日本メディアなどの報道によると、16日現在、日本国内での感染者数は計53人(クルーズ船の感染者を除く)となっている。

 北海道から沖縄まで感染者が相次いで確認されており、日常生活の中で広がる市中感染に対する懸念が出始めている。

 日本の感染者のうち、20人ほどは感染経路がはっきりしておらず、より詳しいモニタリングが必要だという。

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20200216001000882?section=society-culture/index
聯合ニュース 2020.02.16 15:56

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会見する鄭銀敬・中央防疫対策本部長