韓国にイニエスタ・フィーバー到来だ。ACL・水原三星戦(19日・水原ワールドカップスタジアム)に臨む神戸は17日、神戸市内で調整後、敵地へ移動。フィンク監督(52)は元スペイン代表MFイニエスタについて「考えてもらえれば分かるでしょう」と帯同を示唆。背番号8は遠征用の荷物を手に報道陣に手を振った。

 イニエスタの訪韓は、スペイン1部バルセロナと水原三星の親善試合が行われた04年以来16年ぶり。韓国メディアでも話題で、前売りされたチケットは約2万枚にのぼるという。指揮官も「スタジアムが満員になるという話も聞いてる」と話すなど異様な盛り上がりを見せている。

 韓国では昨年7月、イタリア1部ユベントスとKリーグ選抜との親善試合をFWのC・ロナウドが欠場し、一部ファンが企画会社を提訴。裁判所が主催者側に支払いを命じる騒動に発展した。今年こそ、とスターを待ちわびる地元住民の熱気は神戸にとって後押しとなるのか。(種村 亮)

https://hochi.news/articles/20200217-OHT1T50292.html
スポーツ報知 2020年2月18日 6時5分