(ワシントン中央社)ニッキー・ヘイリー前米国連大使は23日、台湾の世界保健機関(WHO)加入などを求める署名活動をインターネット上で立ち上げた。26日午後1時までで、7万7000人超が署名。その件数は増え続けており、目標とする10万人に迫っている。

署名活動は「中国共産党にストップを」と題され、「中国共産党政権の偽装やごまかしを止めよう」と賛同者を募っている。新型コロナウイルス感染症の発生に関する中国の隠匿の調査や、医療設備・薬品の製造拠点の米国回帰などを目指すほか、台湾の支持も主張。中国によるいじめに対抗し、台湾をWHOに加入させようと訴えている。

ヘイリー氏は23日、ツイッターを更新し、中国がいかに危険な存在か分かったと指摘。「警告すべきときはすでに過ぎた」とし、米国の安全や健康、繁栄を行動で守るべきだと署名を呼び掛けた。

(徐薇テイ/編集:楊千慧)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/202004260001.aspx
中央社フォーカス台湾 2020/04/26 13:04

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台湾のWHO加盟などを求める署名活動をインターネット上で立ち上げたニッキー・ヘイリー前米国連大使=ヘイリー氏のツイッターより