ドナルド・トランプ米大統領は1日(現地時間)、健康異常説が流れていたものの、20日ぶりに公の場に姿を現した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長について、言葉を濁した。

 トランプ大統領は同日、記者らに、「私はまだ、彼(金正恩委員長)について言及しない方がいいだろう」と答えたとロイター通信が報じた。そして、「我々は適切な時期に彼について話をする何かがあるだろう」とも述べた。

 ロイター通信によると、金正恩委員長が生きているかどうかを問う質問に、トランプ大統領は「それについては話したくない」と言ったとのことだ。

 朝鮮中央放送は2日午前(韓国時間)、金正恩委員長が労働節(メーデー)だった前日1日に平安南道順川の肥料工場完工式に出席したと報道した。

キム・ドンハ記者

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2020050280011

2020/05/02 08:42