韓国・聯合ニュースによると、ハングル表記でデザインされたTシャツを「日本語プリント」として紹介し、販売していた英国のオンラインショッピングサイト「asos(エイソス)」が、韓国人大学生からの指摘を受け修正した。

記事によると、これを指摘したのは大学生のチョン・ウヨンさん(22)。「asos」のサイト上で、モデルが着用していたTシャツにはハングルで「ソウル」とプリントされていたが、商品の説明部分には「日本語をプリント」(Japanese text print)と紹介されていた。

チョンさんは「asos」に手紙で抗議するとともに直ちに訂正するよう求めた。「asos」側からは「ハングルを間違って紹介してしまったことを謝罪する」とのメールが届き、製品の「Japanese」という表記も削除されたという。

チョンさんは韓国の対外広報活動を行うNGO「VANK(バンク)」と聯合ニュースが選抜した「公共外交大使」の7期生で、活動を行う中で誤りを見つけた。



大使のメンバー147人は、4月2日から約2カ月間、世界の教科書や百科事典、ウェブサイトなどを開き、韓国と関連する誤った記述などを見つけて是正を求めてきたという。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「君たちは真の愛国者だ」「立派な活動をしている」「本来は外交部がすべき仕事を代わりにやっている」「若者たちの活動を応援する」「継続的な活動に期待する」などと、称賛の声が多く上がっている。

その他、「西洋の人たちは、東洋人と言えば日本人しか知らないのかな…。日本がどれほど西洋で影響力が大きいか分かる」「われわれも目を大きく見開いて探さなければいけない」などといったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

2020年6月22日
https://www.recordchina.co.jp/b815837-s0-c30-d0155.html