香港返還23周年を迎えた今年7月1日、中共の国家安全維持法が香港で施行されました。この日、多くの香港市民が街頭に出て悪法に反対するデモ行進を行いました。香港警察は、銅鑼湾(コーズウェイベイ)などで約370人を逮捕しましたが、その中には大紀元の新聞配布スタッフ4人も含まれていました。そのうちの1人は、囚人服を着ることを拒否したことで、香港警察に「本土に送り生きたまま臓器を摘出してもらう」と脅されました。

2020年7月11日
香港返還23周年を迎えた今年7月1日、中共の国家安全維持法が香港で施行されました。この日、多くの香港市民が街頭に出て悪法に反対するデモ行進を行いました。香港警察は、銅鑼湾(コーズウェイベイ)などで約370人を逮捕しましたが、その中には大紀元の新聞配布スタッフ4人も含まれていました。そのうちの1人は、囚人服を着ることを拒否したことで、香港警察に「本土に送り生きたまま臓器を摘出してもらう」と脅されました。


大紀元の新聞配布スタッフの娟(けん)さんは法輪功学習者でもあり、香港でデモが行われる時には大紀元の出版物や「天滅中共」のポスター、ステッカーなどを配布していました。これまでは警察が介入することはなかったといいます。しかし、国家安全維持法の施行後、7月1日午後2時にいつものようにコーズウェイベイで配布物を配っていたところ、警察に逮捕されました。

大紀元配布スタッフ 娟さん
「突然警察が来て、規制線を張り出したので、私は帰れなくなった。当時はどういうことかまだわからず、取り調べが終わったら帰らせてもらえると思っていた。しかし長く待たされたあげく、最後に警察署に連行され、ようやく逮捕されたとわかった」

法輪功学習者である娟さんと他の3人は、北角(ノースポイント)警察署に連行されました。そこにはデモ現場で逮捕された100人以上の香港市民が拘束されていました。娟さんらは無実を主張し、囚人服を着ることを拒み続けたところ、男性警察官に「本土に送って臓器を摘出してもらう」と脅されていたといいます。

大紀元配布スタッフ 娟さん
「(婦警が)3回も私に囚人服を着せようとしたが、私は拒否した。その後彼女は強要しなかった。私の後ろにいた警官の声が聞こえてきた。『署名もしない、(囚人)服も着ない。ならば大陸に送って、生きたまま臓器を摘出してもらう』」

※続きます

ソース NTDTV 2020年7月11日
https://www.ntdtv.jp/2020/07/44264/