中国中央テレビ(CCTV)のニュースサイトは11日、「韓国で問題のある手の消毒液が大量に摘発された」と報じた。

記事によると、韓国の食品医薬品安全処はこのほど、手の消毒液を無届出・無許可で製造・販売したとして、6社の関係者7人を検察に送致した。

企業が医薬部外品である手の消毒液を製造・販売するには、食品医薬品安全処に届け出て許可を得なければならない。

摘発された業者は、今年2月から4月までに手の消毒液約612万個、91億ウォン(約8億円)相当を無届出・無許可で製造した。パッケージにはエタノール含有量65.3%と表示されているが、実際はそれに達していなかった。約400万個が流通し、そのうちの8割は海外に輸出されたという。

記事は、「韓国ではこれまでに問題の製品63万8000個が回収されているが、海外輸出分については韓国政府は対策を講じることができない。注意が必要なのは、問題の製品が中国市場にも流入しているということだ。調査によると、中国国内の通販サイトで問題の製品が大量に販売されている」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)


ソース
レコードチャイナ 配信日時:2020年7月12日(日) 21時30分
https://www.recordchina.co.jp/b798505-s0-c30-d0054.html