中国のポータルサイト・百度に29日、「アジアには4つの先進国があるが、真の先進国と言えるのは日本だけだ」とする記事が掲載された。

 記事は、現在世界に数十カ国存在する先進国のほとんどが欧州に位置しているとし、アジアではシンガポール、イスラエル、韓国、そして日本の4カ国のみが先進国としてみなされていると紹介。一方で、多くの専門家や学者は「アジアにおける先進国は日本だけだ」との認識を示していると伝えた。

 そして、GDPや人口といったデータで日本と他の3カ国を比較した場合、日本がいずれにおいても他国を圧倒していることが分かるとしたほか、データ以外の部分でも「実際に日本を訪れると、どれだけ発展しているかが分かる」点が多いこと、日本が数少ない「何度でも行きたいと思う国」であることも、日本が「真の先進国」である要素の1つとの見方を示している。

 さらに、日本の発展は単に都市部においてだけではなく、農村も一緒に発展しており、農村、農業、農家を大切にしていること、日本の街が非常に清潔であることなども日本が他の3カ国とは異なる優れた点であると紹介した。

 記事はまた、日本にも多くの問題点は存在するとして交通費や物価の高さ、少子高齢化を例に挙げる一方で、実は「これらの問題点も、日本が真の先進国であるからこそ起きるのだ」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

サーチナ 2020-08-01 07:12
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