【ソウル聯合ニュース】

韓国産業通商資源部によると、世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選挙に立候補している同部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長が15日に米国へ出発し、18日まで米政府と産業界の関係者、専門家と協議する予定だ。

同部関係者は14日、「WTO事務局長を選出するための1回目の協議が終わるタイミングで、WTOの主要課題と韓米間の懸案を米国側と議論する目的で訪米する」と説明した。

WTO次期事務局長の選出に向けては、加盟国の支持の度合いから候補8人を5人に絞り込む協議が7日から行われている。協議は16日までで、結果は来週発表される。

兪氏はこの1回目協議に合わせ、WTO本部があるスイス・ジュネーブ、続いてフランス・パリを訪れて支持を呼び掛け、このほど帰国した。候補に残れば、2回目協議に向けて支持取り付けに動くことになる。

追って日程を発表する2回目協議では候補を2人に絞る。続く最終協議により、11月初旬には次期事務局長が決まる見通しだ。


2020.09.14 11:00
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200914001300882