習近平がTPP11参加を言ったのは 日本に取っては実は利益。
対抗心から 米国の再加盟の可能性が高まる。
また中国参加となれば大市場の経済協定になるので、英国 タイ インドネシアの加盟が早まり
また他の中南米諸国も参加希望が出てくる。
ロシアも無関心では居られないだろう。
そうなるとTPPの価値は高まる。
でも実際は中国も 韓国でさえ、基準が高くて参加できないだろう。

資近平の狙いは 複数ある。
1 中国包囲網の無力化 と 米国への当てつけ
2 加盟に前向きな動きをしてる台湾を、自らが参加に積極的な表明で締め出す
3 中国が参加の意向を表明し、香港 マカオ・深センだけ 広東省と福建省だけ と地域を限定しての加盟なら基準を満たせそうなので地域限定加盟を提案する
それなら台湾の加盟も認められるので、不利益を受ける国が少ないから 既加盟国からも反対は少ない
4 いつまでも進まない国内の産業高度化 知的財産権の保護など 経済の近代化をTPP11加盟を「外圧」にして内政で改革を促す
5 米国がもし不参加なら、これをテコにデジタル人民元の普及を計り、基軸通貨ドル圏の影響力を弱める

米国は反発するかもだが、日本にとっては不利益はない。