野党「国民の力」が、米国とのいわゆる「ワクチン・スワップ(Vaccine Swap)」の締結を提案した。

新型コロナウイルスのワクチン導入に困難を来たしている韓国が、米国からワクチンの緊急支援を受け、今後韓国の製薬会社の設備でワクチンを代わりに生産するという構想だ。

25日、同党によると、党内の外交安保特別委員会はこのような内容の新型コロナウイルスワクチン導入戦略を立て、外交通の朴振(パク・ジン)議員(特別委委員長)が米政府と議会、シンクタンクに提案した。

長期的に米製薬会社も設備増大の効果があるため、両国いずれにも利益になるという論理だ。

同党は、政府をあげてワクチン・スワップを推進するよう政府与党とも協議する方針だ。


December. 26, 2020 08:40
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20201226/2328019