【ソウル聯合ニュース】ハリス駐韓米大使がバイデン政権の発足に合わせて離任する。在韓米大使館によると、ハリス氏の最後の勤務日はバイデン氏が大統領に就任する20日だ。米国は新しい大統領が就任すると、前政権で任命された大使が辞任するのが慣例だ。

 ハリス氏はツイッターに「米大使として働くのに韓国より良いところはなく、韓国は最も良い友人であり同盟」と投稿した。

 また、大使館を通じ、「大使として勤務した2年半、歴史がつくられることを目撃した」として、「韓国と緊密に連携し、米韓両国は史上初めて北朝鮮と指導者級の交流を行った」とコメント。「非核化に向けた重要な第一歩を踏み出し、この道が米国と北朝鮮の指導者が2018年にシンガポールで合意した通りに終わることを望む」と強調した。

 新型コロナウイルスを巡っては「韓国人の献身、奇抜さ、やさしさを見た。皆にインスピレーションを与えた」とし、「韓国は革新的な国であり、科学とルールに従うことが感染症を退治するための手段であることを示した」と評価した。

 その上で、「われわれは友人でありパートナー、同盟であり家族だ。長年一緒にやってきたし、未来も共に進む」と強調した。

 ハリス氏は前太平洋軍司令官で、2018年7月に赴任した。昨年1月に韓国の南北協力構想を巡って米国との協議が必要と発言し、青瓦台(大統領府)が「非常に不適切」と指摘するなど、ストレートな物言いが議論の的になったこともある。

聯合ニュース

ソース:朝鮮日報日本語版<駐韓米大使「韓国は最も良い友人であり同盟」 20日に離任>
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/13/2021011380213.html